テセウスの船

まだろくでもない

【マーベルフューチャーファイト】最強リセマラランキング【6月10日更新】

ランクSS:ジーン・グレイ

ランクS:サノス、キャプテン・マーベルデッドプール

 

 MFFに所謂リセマラが存在しないことはご存知の通りですが、リセマラランキングのようなキャラクターへの格付け表はいくつか存在しており、指標の多様さによって評価を共有しづらいMFFにおいて重宝されています。

海外コミュニティサイトRedditに定期投稿されているTier Listもその1つで、投稿者のMFFへの造詣の深さはもちろんのこと、同サイトでの議論を盛り込んだ客観性などから多くのプレイヤーに信頼されています。

しかし、この「多くのプレイヤー」の中に「多くの日本人プレイヤー」が含まれているのかと言うとかなり怪しいところで、日本にいながら海外コミュニティサイトで情報を得ようとするようなオタクはTier Listを参考にせずとも自身で評価を下すことができるため話題にすることはそれほどなく、それ以外のプレイヤーはアクセス経路の乏しさからそもそも存在を知ることがないため、どうにも必要とされる場所に行き渡っていないような印象を受けます。

そんなわけで本日は先の理由から意外と語られていないTier Listの最新版を紹介しつつ、参照する際に注意しておきたい点について触れていきます。

 

 

Tier List v510

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 引用元(https://www.reddit.com/r/future_fight/comments/byvoz9/tier_list_v510/

 

 Tier Listを参考にする上でのポイント

今後Tier Listが更新されるたびに記事を上げるかは未定ですが、そうなった場合は今回が第1回ということになるので、リストの前提となるポイントを引用しておきます。

なお続く解説には独自解釈が含まれていることをご了承ください。

 

全てのキャラクターは最大強化状態で評価されている

最も強力なユニフォームを装着していることはもちろん、クラスアップや潜在能力強化など実装されている全ての要素を使って最大限に強化された状態で評価されています。

そのためTier3が実装されているキャラクターはステータスやアルティメットスキルの存在から高く評価される傾向にあり、逆にノヴァ(サム・アレキサンダー)やアポカリプスなどの潜在能力開放が未実装のキャラクターはステータスの他に回避率や致命打率の補正も加味され低く評価される傾向にあります。

なお投稿者は全キャラクターをTier2までの状態で評価したTier Listも公開しています。

 

全てのキャラクターは使用率と汎用性に基づいて評価されている

使用率についてはゲーム内で確認できる情報が少ないため曖昧な部分もありますが、数ある評価軸を総括した上で汎用性が重視されていることはリスト上からも読み取ることができます。

 特にS tier以上のキャラクターにはPvEとPvPへの適性評価も併記されており、最終的な格付けの大きな要因となる2点をより詳しく知ることができます。

ただしA tier以下については表記されておらず、アイコンのみ存在するチームサポート性能やリーダー性能がそれらに関わる優秀なスキルを備えているフィル・コールソンやワスプ、シーハルクなどのランクにどれほど影響を与えているかを確認することはできません。

 

全てのキャラクターはそれぞれのタイプ別に評価されている

MFFにおいてはABXを始めとした各コンテンツにおける要求からタイプやアライメント内の序列が重視されているため、同程度のステータスとスキルを持ったキャラクター2体が前述の要素の差によってそれぞれ異なった評価を受ける場合があり、投稿者は「キャプテン・アメリカは最も優秀なコンバットタイプのキャラクターと格付けされているが、それは必ずしもスカーレット・ウィッチやデッドプールやその他の別タイプキャラクターと同等であることを意味するわけではない」と補足しています。

具体的な一例としてv510時点ではブラストタイプのA tier以上が非常に充実しているため、前後に位置するキャラクターは他のタイプであればより高い評価を得られる性能を備えていてもやや低く格付けされる傾向にあります。

逆に競合相手の少ないタイプやアライメントの組み合わせを持ったキャラクターは高く評価され、ABXにおける「コンバット 女性」「コンバット スーパーヴィラン」「スーパーヴィラン 女性」の3指定日で全キャラクター中最高スコアを稼ぐことができるミン・エルバは最上位帯に格付けされています。

 

v510の見どころ

前置きが長くなってしまいましたがこちらがv510についての本題です。

次回以降がある場合はこちらが記事の中心になります。

 

ジーン・グレイ

5.1.1アップデートが反映されているにも関わらずリスト上に顔が見当たらないジーン・グレイはS tierの更に上に位置するキャラクターとして格付けされています。

PvPだけでなくPvEでも大活躍するジーングレイへの高い評価は既に多くのプレイヤーの間で共有されていますが、既存のランクを超えるかどうかについては議論の余地があります。

ジーン・グレイは現在よりもキャラクター全体の能力が低かった時代にS tierを超える圧倒的な能力を備えたキャラクターとしてリストの外側に位置し、その後のアップデートによる相対的な序列の低下によってS tierに格付けし直されたという経緯があり、今回の評価はそれらを想起させるジョークとしての側面も持つため、次回以降の投稿でも枠外に置かれ続けるかは注目すべき点です。

 

新規ヒーロー

先に述べた通りブラストタイプのA tierはキャラクターが充実しており、その影響からアイスマンとジュビリーはやや厳しく評価されていますが、前後に位置するキャラクターを踏まえると概ね順当な格付けと考えられます。

 ビショップは特異なパッシブスキルから比較的評価が難しいキャラクターにも関わらず現時点で高めに格付けされているため、議論や研究が進むことで位置が変動する可能性があります。

 

新規ユニフォーム

ヒューマントーチやアイスマンのように属性ダメージを持つキャラクターはWBU適性から同ランク内で高く評価される傾向にありますが、ストームは電撃ダメージを備えるスキルが2つのみと少なく、通常のエネルギーキャラと横並びに格付けされています。

ビーストは最新ユニフォームとしては控えめな評価にとどまっていますが、同じく優秀なリーダースキルと操作に耐えうる程度の単体性能を有するシーハルクと同じ位置に格付けされているため、リスト上の違和感はありません。

火力の大幅な上昇から新たなWBU最有力キャラの1人として数えられているサイロックはPvP適性の低さが足を引っ張り汎用性を重視した同リストの最上位帯には一歩及ばなかったものの、ブラストタイプにおけるこの序列は能力の高さを十分に認められた評価と言えそうです。

 

以上。

Tier Listリストは投稿者の評価だけでなくredditにおける各キャラクターについての議論内容も盛り込んだ上で作成されていますが、それでもいちプレイヤーとしての意見の域を出るものではありません。

議論が生じる以上は異なる意見を持ったプレイヤーも確実に存在しており、事実としてreddit内だけでも同リストとは違う格付けを前提とした記事が投稿されています。

Tier Listにおける評価を絶対視せず、先に挙げたポイントを踏まえた上で自己の評価との差異について考察することやコミュニティ内での議論の土台にすることがMFFへの理解を深める大きな助けになるでしょう。