MFF7月アップデート ファーストインプレッション
「アプデ当日中に更新したい」と言いながら平気で日付を跨いだし、そのまま更新しないで寝た。
今回は新規ヒーローのレビューに加えて育成する上でのポイントについてもふんわり触れてみました。
アップデートに関する記事も4回目なので、そろそろテンプレートを確立したいところです。
新規ヒーロー
モルテンマン
基本性能
広範囲に判定が持続する2つのスキルと火炎ダメージ増加による火力の盛りやすさが特徴のキャラクター。
物理参照の火炎ダメージがエボニー・マウに有効ではないためWBUでの運用にはそれほど向かないものの、キャンセル後も判定が持続するスキル4に各種バフを絡めることで広範囲に大きなダメージを発生させることができ、シャドウランド高階層を中心としたPvEコンテンツに適性があります。
反面、スキル5以外にターゲット外しを持たないことからPvPコンテンツへの適性は低く、性能の低いスキル1とスキル2を使用する可能性の高いアライアンスコンクエストでも活躍は難しいでしょう。
育成
シャドウランドにおいて不足しがちな「コンバット」「ヴィラン」に属し、ABXの該当日でも一定のスコアが見込めるコンテンツ適性と元来の1回のダメージ増加との相性のよさからPvEに特化した育成が主流になりそうです。
オベリスクの理想形は火炎ダメージ増加+1回のダメージ増加、次点で致命打ダメージ率増加が候補に挙がります。
また、必ずローテーションに組み込まれるスキル3によって一定時間スーパーアーマーを得ることができるため、手動操作を前提とする場合はガードブレイク免疫の優先度がやや低くなります。
ハイドロマン
基本性能
個性的かつ強力なパッシブスキルと安定したスキルローテーションが特徴のキャラクター。
スキル1以外の全てのスキルにターゲット外しや防御効果を備え、それらを盾に発動するパッシブスキルによって火力も大幅に補強できるため、シャドウランドを中心としたPvEコンテンツとアライアンスコンクエストを中心としたPvEコンテンツのどちらでも活躍が期待できます。
育成
倍率の高いバフによりPvP寄りの育成であってもシャドウランドにおいて十分に有用ですが、更に高い階層を目指す場合やABXでの使用を視野に入れる場合はPvE特化の育成も考えられます。
PvP寄りのオベリスクで優先されるオプションはガードブレイク免疫、HP増加、致命打ダメージ率増加+無敵などでPvE特化は致命打ダメージ率増加+1回のダメージ増加です。
ターゲット外しを持つスキル2、スキル5からローテーションを始めることで安定してスーパーアーマーを獲得できるため、PvP寄りの育成でもガードブレイク免疫は必須ではありませんが、同キャラクターが適性を持つアライアンスコンクエストにおいてはこの限りではないので依然として有力なオプションとなります。
エレクトロ
基本性能
使い勝手のいい与ダメージ蓄積バフと複数の電撃抵抗力減少デバフによる高いPvE適性が特徴のキャラクター。
各種アクティブスキルの追加効果に加えて優秀なリーダースキルとパッシブスキルを備え、参照ステータスによってゴーストのパッシブスキルの恩恵も受けられるため、ABXの「スピード/ヴィラン」日において全キャラクター中トップのスコアを出すことができます。
全てのスキルが電撃ダメージで構成されているためWBUエボニー・マウにも適性がありますが、後述する育成上の都合から火力を最大限に高められないこともあり、ABXほど劇的なポジションではありません。
育成
ABXトップスコアキャラクターのためPvEに特化した育成が推奨されます。
最も重要な仮想的であるABX「スピード/ヴィラン」日のフロストビーストは回避率が高く、キャラクターの回避無視の数値がスコアに大きく影響するため、強化ウル等の要素によって十分に回避無視を上げきれない場合は特殊装備のオプションで補う必要があり、オベリスクで重視されるオプションは回避無視と電撃ダメージ増加+1回のダメージ増加となります。
また、激動のCTP装備時のスコアが激怒のCTP装備時のスコアを超える可能性のある数少ないキャラクターであることは特筆すべき点です。
新規ユニフォーム
スパイダーマン
〈ファー・フロム・ホーム〉
既存ユニフォームをベースに強力なバフとデバフが追加され、火力が大きく上昇しました。
スキル4の防御デバフは下限が-75%と全キャラクター中でも有数の数値を誇り、新たな個性となり得るものですが、現在の仕様ではWUBにおいて適用されないため活かせるコンテンツは非常に狭い範囲にとどまっています。
今後の仕様変更によって防御デバフの適用可能範囲が広がるか否かはキャラクターの評価を分ける重要な要素と言えるでしょう。
〈ステルススーツ〉
ファー・フロム・ホームユニフォームの最大の魅力であるバフとデバフこそありませんが、スキルの挙動は全体的にこちらのほうが優秀でターゲット外しも多いため、よりPvPコンテンツへの適性が高いユニフォームです。
アルティメットスキルの追加効果による防御デバフがWBUにも有効であることからPvEコンテンツへの適性もあり、T3時点での比較では多くの面でファー・フロム・ホームユニフォームを上回っていると評価することができます。
スパイダーマン2099〈オールニュー、オールディファレント〉
ユニフォーム装着前からの変更点はそれほど多くないものの、スキル5に追加された蓄積バフは同キャラクターのPvE適性を高める非常に強力なスキルとなっています。
本来の持ち味を活かすためにPvPコンテンツに特化した育成をしていてもシャドウランド高階層を十分に突破できるだけの火力を確保でき、幅広いコンテンツでの活躍が期待できます。
ミステリオ 〈ファー・フロム・ホーム〉
やや低めのステータスを補って余りあるユニフォーム装着効果と圧倒的な追加効果を備えるスキル5を獲得し、PvEコンテンツを中心に活躍する優秀なキャラクターとなりました。
主力となるスキル5はWBUにも通用する高い火力を持ちますが、ターゲット外しが不安定でキャンセルされやすく、続くスキル2にはターゲット外しがないためスキルローテーションが乱れがちで、1回のダメージ増加をやや活かしにくいところが難点と言えます。
ユニフォーム装着効果の被ダメージ66%減少とスキル2の回復との組み合わせは前述の難点を致命的でない程度に抑えていますが、瞬間火力を高めるために5キャンセル2をローテーションの中心にすると性能の低いスキル1とスキル4を組み込まざるを得なくなるなど付随する問題も多く、まだまだ研究の余地がありそうです。
以上。
ドクター・ストレンジのTier3クラスアップについては個別記事を書くかも知れません。